島田戴造 至福の宅急便(Extra 瀑韻 )~自然院掲示板より~

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 瀑韻(イグアスの滝)

イグアスの滝を描いている時、青年期によく聴いていたメンデルスゾーンの弦楽セレナーデをたまたまCDで聴いて 涙がドッと溢れました。純粋な青年期を思い出して…。大朝に居た頃、カウンターテナーのスラバの声でカッシーニのアベマリアを初めて聴いた時号泣した時のことを思い出しました。「魂が揺さぶられる音楽があるのに、未だ絵画でそういう作品にお目にかかったことがないなあ」と思った時、この滝を「人類の魂の涙」だと想いながら描こうと努力しました。時間が足らず 十分ではありませんが、その気持が少しでも出てればいいなと思っています。島田戴造

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