「4月の詞」 陽を浴びて 大地 歓べる中 歩かなむ。 花や草木も匂い立ち 総てが 息づき 輝けり。 その中に 暫し 溶ける悦び ありがたし。 妙遊(戴造)
桜が散ると 若葉が萌え始め また新たな 生命の胎動が始まります 。自然の妙。それを 五感で感じるとき 生命が 蘇生し 若返ります。大自然に溶け、一体感を味わう。自然に帰る(帰命する)。それが 私なりの事行としての『南無妙法蓮華経』です。【妙法蓮華経(大宇宙・大自然・真理)に南無(帰命)する】。何も難しくはない。極めてシンプルです。私にとって 絵を描く行為は、その一環として それを追体験し 確認する作業かもしれません。 島田戴造