学生諸君 ブラジルへ!

 

 ブラジルは経済大国です。資源大国でもあり、農業大国でもあります。日本企業を含め世界の企業進出が一層盛んになっています。

 
ところでブラジルの今日の発展に日本移民が大きな貢献したことはよく知られています。そのお陰でブラジルは親日国です。今日ブラジルの日系人は160万人以上と言われていますが、日本からの移住が途絶えた現在日系社会は残念ながら衰退傾向を見せていると言われて久しいです。それに比べてドイツ、イタリア、スペイン、昨今では韓国、中国も政府が自国系移民社会を守りブラジルに自国の言語と文化を普及させることに力を注いでいますが、それが自国の国益に適うことを知っているからです。日本もブラジルの日系社会と連帯し、ブラジルに日本語と日本文化を普及させることに協力することが重要です。

 

このような中で日本の多くの若者が、旅行、ホームステイ、留学、企業の駐在員などどのような形であれブラジルを訪ね、ブラジルとその日系社会を知ることは大切です。日本人が訪問することは日系社会への刺激にもなり、若い日系・非日系ブラジル人が日本に興味・関心を覚えるキッカケともなり、ひいては両国の人材交流が盛んになり、両国の友好親善関係を強化することになります。

 

私たちNPO法人は、現在在日ブラジル人労働者とその子どもたちの支援活動に携わっていますが、この活動を通じて、彼らのルーツであるブラジル日系社会との連携に力を入れています。日系社会の日本語・日本文化の普及活動支援と人材交流を促進する活動を通じ、今後とも日本とブラジル両国の絆が深まるよう貢献したいと考えています。

 

   ブラジルは、2014年W杯、2016年リオ・オリンピック、2020年サンパウロ市万博(立候補)、2022年独立200周年などのビッグイベントが続きます(2018年ブラジル日本移民110年祭)。ブラジルや日系社会に関心がある方、彼の地を訪ねてみたいと思われる方は、当方にご連絡ください(info@ongtrabras.org)。受入先等のご紹介等参考情報を提供させていただきます。ただし、ブラジルを訪問する場合は、日本人としての襟度を持ち、現地で好感を持たれるよう行動してください。

 (理事長 加藤仁紀) 

  

   

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◆ブラジルにおける日本語教育 こちらをクリック⇒参考文献「日本語教育雑感」

 

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◆宮尾先生の論文はこちらをクリック⇒ 「ブラジルにおける日本文化の将来を考える」 

 

 

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