島田戴造 至福の宅急便(No.61 滝)~自然院掲示板より~

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川の流れが止(とど)まることがないように 総ての生命(いのち)は変化していく。やがて愛する人や子等とも別れなければならぬのが 辛くともこの人生。それを 避けないで じっと観つめる(諦 観…明らかに観る)とき 執着は蒸発し 無為(むい)の旅に出かける勇気も湧いてくる。老いは一定(いちじょう)。死も一定。願わくは 己が天命を全うせんことを。

妙遊(戴造)

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