週刊News2011.07.22


1.福島県、10月末に全避難所を閉鎖へ
福島県災害対策本部は22日、県内の被災者支援のロードマップを公表。10月末までに現在42カ所ある一次避難所と、旅館やホテルなど512カ所の二次避難所をすべて閉鎖する方針を明らかにした。県は、9月末までに仮設住宅と民間借り上げ住宅を計約3万5千戸用意する計画で、県外から戻る人も含めて十分対応できると見込んでいる。(7月22日産経新聞)

2.<セシウム汚染牛>岩手、栃木、秋田、宮城産からも検出
牛肉の放射性セシウム問題で、岩手県は22日、県南部の農家から出荷され京都市の食肉店に流通した牛肉から、国の暫定規制値の2倍を超すセシウムが検出されたと発表。食肉店では既に2.1キロが販売されたという。栃木県で3頭、宮城、秋田県で1頭の県産牛からも規制値を超すセシウムが検出され、福島県産以外の肉牛では初めて。(7月22日毎日新聞)

3.地デジ、24日完全移行…対応急ぐよう呼びかけ

東日本大震災の被災3県を除く44都道府県で24日、テレビのアナログ放送が終了しデジタル放送へ完全移行する。地上デジタルへの対応が済んでいない世帯はテレビが見られなくなる。総務省の地デジコールセンター(0570・07・0101か、03・4334・1111)は31日まで24時間態勢で相談に応じる。(7月22日読売新聞)

4.電気料金、9月も値上げ=燃料高で7カ月連続―東電など

東京電力など電力10社の電気料金が9月も値上げされる。火力発電の燃料となる原油や液化天然ガスの価格変動を料金に反映させる燃料費調整制度に基づく措置。標準家庭の電気料金は、東電が8月に比べ約90円、中部電力が70円強の上げ幅。他の電力会社も20~50円台の料金引き上げを行うとみられる。(7月22日時事通信)

5.ブラジル中央銀行 5回目の利上げ
ブラジルの中央銀行は、景気の過熱による物価の上昇傾向が続いていることから、今年5回目となる政策金利の引き上げを行い、12.5%と決めた。おととし3月以降、最高金利。景気の過熱で物価の上昇傾向が続いているブラジルでは、インフレ抑制のため引き続き金融の引き締め策が必要だとの認識を示した。(7月21日NHKニュース)

6.なでしこ 米破り初の世界一 女子W杯 澤がMVP
サッカーの女子ワールドカップドイツ大会、決勝で、日本女子代表(なでしこジャパン)は日本時間18日未明、世界ランキング1位のアメリカと対戦、延長戦を2-2で終えた後のPK戦の末に米国を破り、初優勝を決めた。キャプテンの澤選手は大会の得点王に輝くとともに、MVP=最優秀選手に選ばれた。(7月18日朝日新聞 )


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