週刊News2011.02.04

1.インフルエンザ、流行ピーク…新型が8割以上
国立感染症研究所は4日、全国約5000医療機関を対象にしたインフルエンザの定点調査で、最新1週間(1月24~30日)の1医療機関当たりの新規患者数が31.88人となり、警報レベルの30人を超えたと発表した。厚生労働省は手洗いやせきが出る場合のマスク着用などを呼びかけている。(2月4日読売新聞)

2.高校生の今春卒業を支援=滞納授業料を無利子貸し付け―厚労省
厚生労働省は4日、今春卒業予定の高校生らがいる低所得世帯に、これまでの授業料滞納額を無利子で貸し付ける特例措置を実施することを決めた。保護者の失業などで授業料を払えなくなった高校生が卒業できるように、2010年度に限り、卒業までに必要な滞納額を一括して貸し付ける。返済期間は20年以内。(2月4日時事通信)

3.センター試験、52万人が受験 最多の828校が利用
大学入試センターは3日、1月に実施した2011年度センター試験の最終結果を発表した。受験者総数(追試験、再試験含む)は52万7793人で、前年度より7193人増。志願した55万8984人に対する受験率は94.42%%で、前年度から0.34ポイント上がった。今回のセンター試験は過去最多の828大学・短大が利用。(2月3日朝日新聞)

4.私立高の学費支払いに困ったら…6日に相談窓口開設
私立高校の学費滞納について相談に乗る「私立高校生学費・卒業問題緊急ホットライン」が、6日午前10時~午後5時に開設される。電話番号は0120-165-290または03-3230-4091。高校の教職員らで作る全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)と東京私立学校教職員組合連合が共催する。(2月3日朝日新聞)

5.1月のブラジル貿易黒字は4.24億ドル、予想下回る=貿易省
ブラジル貿易省が1日発表した1月の貿易黒字は4億2400万ドルとなった。前年1月は1億7900万ドルの赤字、12月は53億7000万ドルの黒字だった。レアル相場は、2010年に4.6%上昇、輸出価格の上昇と輸入増加につながった。1月の輸出は35%増の152億ドル、輸入は29%増の148億ドルとなった。(2月2日ロイター)

6.冬ボーナス0.68%増=3年ぶりプラス―主要企業
厚生労働省は31日、主要企業の2010年末一時金の調査結果を発表した。353社の加重平均は73万3935円。このうち、前年と比較可能な257社の前年比は0.68%増と、3年ぶりのプラスになった。ただ、前年は12.64%減と過去最大の減少率を記録しており、わずかに増加したものの、依然厳しい水準が続いている。 (1月31日時事通信)


7.中学受験にも不況風 “滑り止め”減少
首都圏の私立や国立大付属中学校の平成23年度入試が2月1日から本格的に始まる。大手進学塾の予測では、受験者数自体は約5万4千人と過去最高水準となるが、1人当たりの平均受験校数は4年連続低下の見込みで、5校を少し上回る程度。長引く不況などで“滑り止め”の受験を減らす傾向が強まっている。(1月31日産経新聞)

8.私立高の学費支払いに困ったら…6日に相談窓口開設
国土交通省が31日発表した2010年の新設住宅着工戸数は、前年比3.1%増の81万3126戸で2年ぶりの増加となった。長期住宅ローンの優遇金利などの住宅政策が需要を後押しした。売れ残りの販売在庫数も落ち着き、戸建て、マンションを問わず積極的に着工を増やす動きが目立った。(1月31日朝日新聞)

9.おとなしい学生は採らない! 富士通、一芸採用枠3倍に

志望動機は不問。おとなしい学生は採りません――。富士通は2012年春入社の新卒者採用で、スポーツや社会貢献、勉強、起業などで実績をあげた学生を約30人採用する。幅広い人材を確保するために一芸に秀でた学生を特別枠で迎え入れる。面接では、あえて志望動機を問わず、学生時代に打ち込んだことや、物事に挑戦する気概を聞き出す。こうした採用はソフトバンクも昨年始めた。(1月31日朝日新聞)

10.今季のラニーニャ「過去100年で最強」

世界気象機関(WMO)は、各国に異常気象をもたらしている今季のラニーニャ現象が観測史上で最大規模とみられると発表した。5月初めまで続く可能性があるという。その影響でオーストラリアや東南アジアが豪雨に見舞われた。今季は海水温の低い海域が広範囲にわたり、太平洋の東と西で上空の気圧差が例年より大きいことなどから、WMOは「過去100年で最強のラニーニャの一つ」としている。(1月29日読売新聞)

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