週刊News2011・01・21

1.今季初、全国的にインフル注意報…患者2倍に
国立感染症研究所は21日、全国約5,000か所の医療機関を対象にしたインフルエンザの定点調査の結果、今季初めて全国的にインフル注意報を発表した。厚生労働省は「なるべく人ごみを避け、手洗いやマスク着用などの徹底を」と呼びかけている。 (1月21日読売新聞)

2.ブラジル中銀が利上げ、新総裁体制で引き締めサイクル入り
ブラジル中央銀行は19日、主要政策金利を10.75%から11.25%に引き上げることを決定した。高成長を続ける経済を冷やしかねない引き締めサイクルに入った。今回の金利決定は、トンビニ新中銀総裁の下で初めて。年初に就任したルセフ大統領とトンビニ総裁には、強力な措置を講じて物価上昇に歯止めをかけることができると投資家に示さなければならない、という圧力がかかっていた。(1月20日ロイター)

3.ブラジル豪雨で救助本格化、初動態勢の遅れに非難も
豪雨に伴う洪水や地滑りで少なくとも665人が死亡したブラジル南東部で17日、5日間取り残されていた被災者らの救助活動が本格化した。孤立した地域の被災者からは当局の初動態勢の遅れを非難する声も上がっており、これに対し、政府は自然災害の接近を知らせる警報システムを導入すると発表した。(1月18日ロイター)

4.大卒内定、最低の68.8%=高卒は上昇、70.6%―12月1日時点
厚生労働、文部科学両省が18日まとめた今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日時点)は68.8%で、調査を始めた1996年以降で最低。3年連続の悪化。一方、高校生の内定率(同11月末時点)は70.6%と同2.5ポイント上昇し、3年ぶりの改善。(1月18日時事通信)

5.未内定者採用の企業に最高125万円 厚労省が支援強化
厚生労働省は18日、厳しい内定状況を受け、まだ内定を得ていない今春卒業予定者を対象にした集中支援策を発表した。2月1日から3月末の間に、今春卒業予定なのにまだ内定を得ていない者の採用を決めた企業に、雇用形態によって、1人当たり80万~125万円の奨励金を出す。(1月18日朝日新聞)

6.大学センター試験始まる=全国56万人が挑む
大学入試センター試験が15日、全国706の会場で始まった。センター試験を利用する大学・短大は828校と過去最多を更新し、志願者は昨年より5616人多い55万8984人に達した。(1月15日時事通信)

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