週刊News2010.12.24

 

1.普通車、平日上限2000円で合意=高速道路の新料金―政府・民主

政府・民主党は24日、来年4月の実施を目指す高速道路の新料金制度の基本方針を合意した。普通車については「休日上限1000円」を継続するほか、平日に「上限2000円」とする新たな割引を導入。貨物車は現行の距離別料金を維持する。(12月24日時事通信)

 

2.インフルエンザ急増、流行突入 A香港型が最多 国立感染症研究所

全国でインフルエンザの患者数が急増し、流行入りしたことが24日、国立感染症研究所の調べで分かった。昨年は新型インフルの影響で8月という異例の早さで流行入りしたが、今年は例年並みとなった。流行のピークも1月下旬から2月上旬に迎えるとみられる。(12月24日産経新聞)

 

3.<ブラジル学校>2割減…「リーマン」以降、生徒確保できず

08年リーマン・ショック後の1年間で、国内のブラジル学校の約2割が閉校していたことが文部科学省の調査で分かった。閉校した16校はいずれも行政の支援が手薄な無認可校。ブラジル人労働者は雇用の不安定な派遣・請負が多いため、親が失業して子どもと帰国したりなどしてブラジル学校の生徒数が減り、存続が困難になったとみられる。有識者は「閉校の危機にある学校も多く、公的支援の充実が必要だ」と指摘している。(12月23に毎日新聞)

 

4.元大統領に終身刑=アルゼンチン

南米アルゼンチンの軍政(1976~83年)最初の大統領で、誘拐や殺人などの罪に問われたホルヘ・ビデラ被告(85)に対し、同国中部コルドバの裁判所は22日、終身刑を言い渡した。ビデラ被告は76年、軍事クーデターで政権を掌握。軍政下の弾圧による死者・行方不明者は約3万人といわれ、「汚い戦争」と呼ばれている。 (12月23日時事通信)

 

5.12月の月例経済報告、「景気はこのところ足踏み状態」

日本政府は22日に発表した12月の月例経済報告で「景気は、このところ足踏み状態となっている。また、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある」とし、基調判断を据え置いた。この表現は10月以来3カ月連続。各論では輸出、輸入、業況判断、倒産件数を下方修正した。(12月22日ロイター)

 

6.世界もやっぱり暑かった、陸地は歴代1位 気象庁調べ

気象庁は21日、今年の世界と日本の天候を発表した。世界各地に置かれた観測地点の平均気温(速報値)は平年より0.36度高く、1891年の統計開始以来2番目の高さ。陸地に限ると0.68度高く、これまで最高だった2007年を上回って歴代1位となった。日本の平均気温は平年より0.85度高く、歴代4位に並んだ。(12月21日朝日新聞)

 

7.インフル流行マップ、HPで公開 「前日の状況」一目で

地域ごとに前日のインフルエンザの流行が分かる地図が日本医師会(日医)のホームページに登場した。新しいシステムは、病院・診療所から病名や検査、薬が記されたレセプト(診療報酬明細書)のデータを毎日自動的に集め、朝に全国約900の地域医師会ごとの状況を地図に表示する。赤は1地域で31件以上、黄色は10件以下などと流行の違いを色で示す。日医のアドレスはhttp://www.med.co.jp。(12月20日朝日新聞)

 

8.増える留学生採用 ローソン、ヤマト運輸3割、ユニクロ6割

来春卒業予定の大学生の就職内定率が過去最低(57.6%、10月1日現在)となる中、外国人留学生の大量採用を打ち出す大手企業が目立っている。就職する留学生の出身地は、中国や韓国、タイ、インドネシアなどアジアが中心。母国の事情に詳しく、英語、日本語が話せるなど留学生の能力が高く評価されている。(12月20日産経新聞)

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