週刊News2010.10.29

 

1.コレラ流行、死者253人に=首都でも感染者―ハイチ
ハイチ北部や中部で流行しているコレラについて、保健当局者は24日、これまでの死者数が253人に達し、3015人が感染していることを明らかにした。1月の大地震で家を失った被災者らが多く暮らす首都ポルトープランスでも、5人のコレラ感染を確認。(10月25日時事通信)

2.円、15年半ぶり高値=一時80円59銭―東京外為市場
25日の東京外国為替市場の円相場は、米国の金融緩和観測を背景にドル売りが強まり、一時1ドル=80円59銭に上昇し、15年半ぶりの高値をつけた。1995年4月19日に記録した史上最高値79円75銭まで、あとわずかに迫った。(10月25日時事通信)

3.<奨学金>貸与基準を厳格化…12年度から、不適切申請防止
 文部科学省は行っている大学・大学院生の奨学金事業の貸与基準を、12年度をめどに厳格化。学費負担に苦しんでいる学生に優先的に好条件の奨学金が渡るよう、審査基準となる家庭の収入を「主たる家計支持者の所得」から「父母の総所得」に変更。(10月25日毎日新聞)

4.ブラジル、外国人向け国債キャピタルゲイン税は再導入せず
ブラジルのマンテガ財務相は25日、外国人投資家に対するブラジル国債のキャピタルゲイン税を再導入する計画はないと述べた。ブラジルの債券市場には資金の流入が続いており、その結果ブラジルレアル相場が上昇。同国の輸出の阻害要因となっている。(10月26日ロイター)

5.スマトラ沖地震、死者311人…不明460人
インドネシア・スマトラ島沖で25日夜に起きた地震と津波で、地元テレビは27日、死者数が311人に上ったと報じた。行方不明者は460人に上るという。地元ラジオによると、震源に近いムンタワイ諸島では津波に直撃された10以上の村が壊滅状態になった。(10月28日読売新聞)

6.キルチネル前大統領が急死=アルゼンチン政界に不透明感
 アルゼンチンのネストル・キルチネル前大統領(60)が27日死去した。同氏の死去に伴い、同国では不透明感が強まるとみられるが、同時に同国の特色でもあったポピュリスト(大衆迎合)的な政策を廃棄する機会が開かれる。(10月28日ウォール・ストリート・ジャーナル)


7.ブラジル大統領選、与党ルセフ候補が依然リード=世論調査
 10月28日、ブラジルの調査機関ダッタフォーリャが実施した同国大統領選・決選投票の世論調査によると、与党・労働党のルセフ候補の支持率が50%と、野党・ブラジル社会民主党のセラ候補の40%を依然上回っていることが明らかに。(10月29日ロイター)


 

コメントは受け付けていません。