週刊News 2010.10.8

 

1. ブラジル大統領選は31日決選投票、ルセフ氏に試練
3日投開票されたブラジル大統領選で最高選挙裁判所は、最多得票の与党・労働党のルセフ候補が当選に必要な有効投票の過半数を確保できず、ルセフ候補と野党・ブラジル社会民主党のセラ候補による決選投票を10月31日に実施すると発表した。(10月4日ロイター)

 

2. ブラジル、レアル高抑制で海外投資家への金融取引税引き上げ
ブラジルのマンテガ財務相は4日、海外投資家が同国の確定利付証券を取引する際にかかる金融取引税の税率を2%から4%に引き上げると発表した。レアルは6月末以降、対ドルで約7%急伸、輸出産業への圧力が強まっている。(10月5日ロイター)

 

3. 日本銀行4年ぶりゼロ金利復活 35兆円規模の基金も検討へ
日銀は5日の金融政策決定会合で追加の金融緩和策を決めた。現在、年0.1%としている政策金利を年0~0.1%とし、実質的なゼロ金利政策を実施する。また、新たに国債など多様な金融資産を買い進めるため、総額35兆円規模の基金新設を検討する。(10月5日毎日新聞)

 

4. ノーベル化学賞に鈴木章、根岸栄一両氏 日本人2人が栄冠
スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2010年ノーベル化学賞を北海道大学の鈴木章名誉教授と根岸栄一・米パデュー大教授に授与すると発表した。(10月6日産経新聞)


5. 「乳がん月間」、ブラジルのキリスト像もピンクに染まる
世界的な乳がん啓発月間「ピンク・オクトーバー」に合わせて、ブラジル・リオデジャネイロで5日夜、コルコバードの丘に立つ有名な巨大キリスト像がピンク色にライトアップされた。今月は世界各地でも乳がん関連のイベントなどが催される。(10月6日ロイター)

 

6. ノーベル文学賞にペルーの作家バルガスリョサ氏

スウェーデン・アカデミーは7日、2010年のノーベル文学賞を7日、南米ペルーのマリオ・バルガスリョサ氏に授賞すると発表した。リョサ氏の代表作は『緑の家』や『世界終末戦争』などがある。権力構造を明確に描き出し、個人の抵抗と反抗、挫折を鋭く描写した」との理由に選ばれた。(10月7日、CNN

 

7. ノーベル平和賞に服役中の劉暁波氏

ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、中国で服役中の民主活動家劉氏(54歳)に今年のノーベル平和賞を授与すると発表。中国反体制派の受賞はチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世(1989年)以来。中国は反発(10月9日 産経新聞)

 

8 作業員生還へ最終段階―チリ落盤事故
チリ北部サンホセ鉱山の落盤事故で、地下に閉じ込められた作業員33人を救出するため掘り進んでいる縦穴が、7日朝までに目標の深さ620メートルまで100メートルを切る深さ535メートルに達し、9日にも貫通するとの見通しを明らかにした。(10月8日時事通信)

 

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