島田戴造 至福の宅急便(No21~25) ~自然院掲示板より~

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【至福の宅急便 No25】 (干し柿)

《生きる苦しみと悦び。老いる惨めさと老境の慶び。病む痛みと生命(いのち)の覚り。死ぬ恐れと涅槃(ねはん・悟り)。それは相反するようで相反しない。「観(み)つめる」「味わう」「意識する」ことで『即』『イクオール(=)』に変わる。これを『生死即涅槃』(しょうじそくねはん)と言う。では「どのように観つめるのか?」「自分は肉体ではない」「この肉体は生老病死を辿る(たどる)けど生命は永遠と観る」瞑想にたどり着けば『即』となる。生涯不断の努力を続けよう。》

坥これは仏教(法華経)の人生を生きる知恵のエキスで、『煩悩即菩提』(ぼんのうそくぼだい)と同意です。『即』は「敵対し 戦うのではなく 観つめ 理解 する」ことによって「溶解」し、煩悩が菩提(至福)になるのです。そう実感できるまで 忍耐強く安心して 生きるのです。釈尊は真実以外は説かないと宣言されています。それを証明するのは我々の責任です。残された 預かった大切な命を 至福の人生にしていきましょう。悅

 

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【至福の宅急便 No24】 (安芸クイーン)

『あなたは 本来  女王としての優雅さと 美しさを秘めている。 それを磨く 余裕がなかっただけだ。  愛の音楽と 自然の美しさに 目覚めるだけでよい。』

 

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【至福の宅急便 No23】 (柿と林檎)

『 今を ただ  精一杯  生きていればよい。 実りの時 が来れば  自然と 実は 実る。 そして 成熟の 美に満ち溢れる。』 (2011.10.31)

 

【至福の宅急便 No22】 (栗)
『秋の微風が  頬を撫でる。  透明な 空気が  心臓を 吹き抜け ていく。 至福 至福と 囁き ながら。 』


 

【至福の宅急便 No21】 (金木犀)
『金木犀の薫りが 四方に漂い 思わず 立ち止まって 深呼吸をする。束の間の陶酔。姿・形としてより 香りとして薫って来る方が 「らしい」。『真如』の」「如」。『如来』の「如」。言葉で伝えられない美しさは「芳香」に近い。』


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