週刊News2011.04.29

1.福島第1原発「間違いなく状況改善」米原子力当局
28日、米原子力規制委員会(NRC)は福島第1原発事故や米国内の原発の非常時への対応を話し合う会合を開催。ボルチャード本部長は、東京電力福島第1原子力発電所の現状について、「3月下旬のような不安定な状況ではない。事故の影響は緩和された」と指摘。今後も引き続き注視する考えを示した。(4月29日産経ニュース)

2.成田でGWの出国ピーク 震災影響で旅行客は半減
ゴールデンウイークを海外で過ごそうと、成田空港を利用する旅行客の出国が29日、ピークを迎え、出発ロビーは家族連れらでにぎわった。成田国際空港会社の推計によると、東日本大震災や原発事故の影響で、期間中(4月28日~5月8日)の利用客は例年の半数程度にとどまる見込みという。(4月29日産経ニュース) 

3.震災後初 中国本土からツアー再開
東日本大震災後初めてとなる中国本土から関西へのツアー客10人が29日午後、関西空港に到着。国土交通省近畿運輸局によると中国から日本へのツアーは震災後、全面的に中止となっていた。今月半ばに香港や台湾からのツアーは再開している。(4月29日産経ニュース)

4.竜巻、死者294人に 米史上最大級
米南部6州を襲った竜巻を伴う暴風雨の死者は28日、少なくとも294人に達し、1974年に約315人が死亡した暴風雨に次ぐ米国史上最大級の災害となった。最大の被災地はアラバマ州で、少なくとも204人が死亡した。ミシシッピ、テネシー、ジョージア、アーカンソー、バージニア各州でも死者が出ている。(4月29日産経ニュース)

5.日銀成長予測、大幅引き下げ 年0.6%、回復は秋以降
日本銀行は28日の金融政策決定会合で、今年度の経済成長率の見通しを大幅に引き下げた。東日本大震災後、企業の生産活動が落ち込み、被災地の失業も急増している。復興を急がなければ、景気がより悪くなるおそれも出てきた。ただ、展望リポートで、景気は再び「緩やかな回復経路に戻る」という従来の見通しは変えなかった。(4月29日朝日新聞)

6.1号機の注水、毎時10トンで一定効果・継続へ

東京電力は28日、福島第一原子力発電所1号機で、格納容器を水で満たす本格的な「水棺」に向け、毎時10トンまで増量した原子炉への注水量を継続すると発表した。(4月28日読売新聞)

7.大気中の放射線量 平常値超の4県、ほぼ横ばい続く

文部科学省は27日、大気の放射線量の調査結果を発表した。大気中は各地でほぼ横ばい状態が続いている。平常値を上回っている宮城、福島、茨城、千葉の4県で、ここ数日、数値はほとんど変わっていない。(4月27日朝日新聞)

8.英王室 ロイヤルウェディング テレビ視聴 20億人 控えめな挙式
イギリスのウィリアム王子と一般家庭出身で大学の同級生だったキャサリンケイト・ミドルトンさんの結婚式が29日、ロンドンで行われた。テレビで視聴した人は20億人超とされる。英王室は厳しい経済状況に配慮し、招待客は30年前のチャールズ皇太子とダイアナさんの結婚式のおよそ半分で、パレードも1キロ短い2キロ余りとなるなど、控えめな結婚式となっている。(NHK ニュース 4月29日)

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