2016.2.1~29 アルモニア学園派遣

 2016年2月上智大学生の坂田彩乃さんと幸田瑞帆さんがサンパウロの日系コレジオ「アルモニア学園」での授業支援活動を行いました。

 


 

  上智大学外国語学部ポルトガル語学科  幸田瑞帆

 

 ポルトガル語学科生にとって、ブラジルに行くということは一つの夢です。その夢を、2年生のうちに叶えることができたことを本当にありがたく思います。非常に貴重な体験をさせていただいたことを改めて感謝いたします。

 

 初めての土地、そしてポルトガル語しか話さない状況で、言語の壁にぶつかることもありました。子ども好きの私にとって、子どもとなかなか意思疎通ができないという状況は非常に衝撃的で、改めて言語の壁を意識しました。アルモニア学園の子どもはとても社交的ですぐに懐いてくれて、いろんな話や質問をしてくれましたが、初日は満足に返答もできず、どうすればいいのかとすごく戸惑いました。しかし、子どもたちは諦めず何度も質問をしたりと変わらなく接してくれたので、私も積極的にとにかく話したり、わからなかったら聞き返したりして真剣に向き合っていこうと思えました。その結果2日目からは子どもの言いたいことが少しずつわかるようになり、あっという間に馴染むことができました。子どもたちが積極的で温かく私を受け入れてくれたからこそ、今回の研修は楽しく、また勉強になったのだと思います。

 

 先生方も本当に面倒をみてくださって、平日の時だけでなく、土日を使ってブラジルのいろんな場所を案内してくださる方々がいて、ブラジル人の温かさに本当に感動し、ブラジルにずっといたいと思えるようになりました。授業でも生徒たちは非常に積極的で、改めて日本の学校との違いを感じました。先生の話すことに意見があれば手をあげて発言する、それが当たり前なところを日本にも取り入れていきたい!と強く感じました。また、皆自分に自信をもっていて、信念をもってそれに従って生きているところが、本当に楽しく自分らしい毎日を送るコツなのかな、とブラジル人の生き方にも感動しました。

 

 やりたいことがあったらやろうよ!なんでも挑戦してみようよ!ブラジルにいるときに感じた事、また言われたことです。ブラジルに行ったことで私は前より成長できたように思います。また、これからももっといろんなことに挑戦していきたいと思います。この思いを忘れずに、これからもブラジルと関わっていきたいと思っています。
 

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