週刊News2011.06.25


1.節電の夏、脳梗塞の危険高まる 体重減は危険信号
電力不足から節電が求められている今夏。エアコン使用を無理に控えたり、設定温度を高くし過ぎたりすると、脱水症状から脳梗塞になる危険性が高まる。専門家は「特に高齢者は、こまめな水分補給を心がけて」、「体重が1週間で3キロも減ったら危険信号。体力が弱る夏風邪にも注意して」と呼びかけている。(6月25日朝日新聞)

2.小笠原諸島、世界自然遺産に決定
パリで開かれているユネスコの世界遺産委員会は24日、日本政府が推薦した小笠原諸島(東京都)を世界自然遺産に登録することを決めた。小笠原諸島は、東京湾から南に約千キロ離れた約30の亜熱帯の島々。公共の交通機関は東京から片道25時間半の船。独自の進化をとげた動植物が多いことなどが評価された。(6月25日朝日新聞)

3.消費税10%に引き上げる時期 民主党内異論 決定先送り 
24日に開かれた民主党の調査会では、2015年度まで消費税を10%に引き上げる時期について、民主党内では、増税時期を明記しないようという異論が噴出、「税と社会保障の一体改革案」の決定は再び先送りを余儀なくされた。(6月24日毎日新聞)

4.東京都100か所の放射量
東京都は東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、放射線に対して住民から不安の声が上がっていることに対し、今月15日から22日まで都内100か所を対象に放射線量を測定した。その結果、いずれの地点でも健康に影響のない数値だったものの、23区の東部の地域で値が高くなる傾向が出ている。(6月24日NHKニュース)

5.西・東日本は暑い夏か 3カ月予報、残暑も厳しく
気象庁は23日、7~9月の3カ月予報を発表。平均気温は西日本(九州-近畿)と東日本(関東甲信、北陸、東海)で高いか平年並み、北日本(北海道、東北)と沖縄・奄美は平年並みの可能性が大きく、特に7月の西日本は高温傾向が強いとみている。(6月23日朝日新聞)

6.夏のボーナス、使途上位に節電家電 1位は国内旅行

夏のボーナスの使い道について、電通総研が調べたところ、最も多かったのは国内旅行。夏季休暇に実家へ帰省する人も多く、震災後、家族を大事にする傾向が強まっているという。2位に省エネ効果のあるLED電球。据え置き型扇風機は7位と、節電関連の家電が上位に。東日本大震災で様変わりした消費スタイルを映し出している。(6月22日朝日新聞)

7.<東大来春入試>センター試験2科目選択、最初の科目で判定
東京大学は来春入試の合否判定で、大学入試センター試験の地理歴史・公民、理科について、受験生が各教科で2科目を選択した場合、最初に解いた1科目を判定材料にすると発表した。受験生の選択の幅を広げるため、来年から採用される「2科目選択」試験実施方法は、実質的な意義が薄れた形になった。(6月21日毎日新聞)

 

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