不動産広告に”おいしいものあります”

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先日サンパウロ市を久しぶりに訪れました。2020年万博の開催地にも立候補している同市。ブラジル経済の中心地として活況を呈している様子を改めて肌で実感しました。新聞を見れば目に付くのはアパートを中心とした不動産広告ばかり。紙面1ページあるいは2ページを使っての大宣伝です。

 

たまたま手に取ったのがA,Bクラスの読者が多い大手新聞だったせいもありますが、アパートとはいえ150㎡~250㎡の間取りが中心で、ほとんどの部屋がバス・トイレ付き。報道によると、サンパウロ市の新築アパートの価格は昨年度比で平均29%上昇しており、1㎡当たり平均5,272レアル(25万円)だそうです。最も上昇しているのは日本人駐在員も多く住むパウリスタ大通り付近のベラビスタ区で昨年度比80%。日本人街リベルダーデ区は同45%を示しています。こうした状況に不動産バブルを心配する声もありますが、ブラジルの場合、給与所得と中流層の増加がアパート需要の背景にあり、アメリカのような“バブル崩壊”の心配は少ないそうです。

 

さて、新聞広告の話に戻りますと、多くの業者が同じ日の新聞にいっせいに宣伝広告を出しているわけですから、ショールームへの勧誘合戦も激化しているようで、あの手この手の“特典”を用意しています。

「おいしいリゾットを用意しています!」「世界で最もおいしいチョコレートケーキを食べることが出来ます!」「ハーゲンダッツのアイスクリームをどうぞ!」など――。

 

週末レジャーの合間にショールームを巡って、ランチやデザートを楽しめそうなほどです。中でも感心させられたのは、著名な指揮者が率いる楽団の本格的なコンサートをショールームで開催するというもの。そこまでやるかと思いました。

一層激化が予想される勧誘合戦。次はどんな一手で関心を集めるのか、不動産広告から今後も目が離せません。

(筆者 小林大祐)

 

 

 

先日サンパウロ市を久しぶりに訪れました。2020年万博の開催地にも立候補している同市。ブラジル経済の中心地として活況を呈している様子を改めて肌で実感しました。新聞を見れば目に付くのはアパートを中心とした不動産広告ばかり。紙面1ページあるいは2ページを使っての大宣伝です。

 

たまたま手に取ったのがA,Bクラスの読者が多い大手新聞だったせいもありますが、アパートとはいえ150㎡~250㎡の間取りが中心で、ほとんどの部屋がバス・トイレ付き。報道によると、サンパウロ市の新築アパートの価格は昨年度比で平均29%上昇しており、1㎡当たり平均5,272レアル(25万円)だそうです。最も上昇しているのは日本人駐在員も多く住むパウリスタ大通り付近のベラビスタ区で昨年度比80%。日本人街リベルダーデ区は同45%を示しています。こうした状況に不動産バブルを心配する声もありますが、ブラジルの場合、給与所得と中流層の増加がアパート需要の背景にあり、アメリカのような“バブル崩壊”の心配は少ないそうです。

 

さて、新聞広告の話に戻りますと、多くの業者が同じ日の新聞にいっせいに宣伝広告を出しているわけですから、ショールームへの勧誘合戦も激化しているようで、あの手この手の“特典”を用意しています。

「おいしいリゾットを用意しています!」「世界で最もおいしいチョコレートケーキを食べることが出来ます!」「ハーゲンダッツのアイスクリームをどうぞ!」など――。

 

週末レジャーの合間にショールームを巡って、ランチやデザートを楽しめそうなほどです。中でも感心させられたのは、著名な指揮者が率いる楽団の本格的なコンサートをショールームで開催するというもの。そこまでやるかと思いました。

一層激化が予想される勧誘合戦。次はどんな一手で関心を集めるのか、不動産広告から今後も目が離せません。

(筆者 小林大祐)

 

 

 

    

 
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